せんりの熱血遊び日記

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相棒 シーズン17 第9話 「刑事一人」感想 [伊丹さんピーンチ!!]

どうもです。

 

今回はタイトルの通り、ドラマ「相棒」の最新話の感想記事になります。

ちなみに筆者は亀山くんの途中から見てる口です。

 

事件の詳細について言及しますので、ネタバレ注意です。

ネタバレ回避のため下にスクロール。

 

 

 

 

 

  • はじめに

結論から言うと良い回だっと思います。全体的にバランスが良かったと言いますか。

政治家の息子ははっきり言ってクズで、それを庇う父親もあれで、「どうしようもねえな〜」っていう感じがすごいです。でもだからこそ、それを後味悪い終わり方にしないための工夫がなされていたと思います。

最後の流れが、父親の独白、それに耳を傾けつつの右京さんの叱責、伊丹さんへの訴えの取り下げ、となっていました。伊丹さんが生き残るのはメタい話ドラマの都合だとは思いますが、それをあの親子の自発的な行動にすることによって、「あの親子も改心へ向かったのかな」と想像させる役割を果たしていたのかなと。救いがあるラストに繋がったのかなと思います。

 

  • ラストシーン!

ぶっちゃけ、この記事を書くに至ったのはこのシーンで感激したからです(笑)

 

「伊丹さんが感情的になった理由。それは、サルウィンにいる誰かの顔が、浮かんだからではないですか?」

「誰か?はっ。サルウィンに知り合いなんかいましたっけ?」

 

僕は今回伊丹さんが感情的になったのは、「今回はそういう回だったから」という元も子もない理由だと思っていました(汗)

なのでこのシーンで、予想外の方向から魂をぶん殴られたみたいな、そんな感じになりました(語彙力)

 

思えば序盤に冠城くんが軽く言及するという前振りはあったんですけど。「ここで来るかー! うぉぉぉっ!」って感じでした。亀山くんの名前は出さないのがクールですよね。

 

今回、伊丹さんが芹沢さんに多くを語らないスタンスだったこともあって、伊丹さんの心情はそんなに描かれてないんですよね。だから彼がなぜ今回こんなに無茶をしたのかというのは不明瞭だったのですが、このラストはそういったモヤモヤを全て吹っ飛ばしてくれたように思います。むしろこのラストの爽快感のためにあえて深く描写しなかったのかな、と思ったりも。

 

サルウィンなどの、過去に登場した要素も上手く活用されていて。サルウィンは、負の部分が多い国として過去の回で紹介されました。だからこそ亀山くんはそこで活動することにしたという、相棒ファンには馴染みの深い国。それを活用することで外国人労働者たちの背景を説明するというのは巧いなと。やっぱり長いシリーズなので、こういった過去の要素を活用する取り組みはドンドンやっていって欲しいなと思いますね。

 

亀山くんが伊丹さんの正義の行いの原動力になり、そんな伊丹さんの行動にマリアたちも感化される。王道の熱い展開だったと思います。

 

  • 今回のテーマ

今回の事件では外国人労働者がテーマとして扱われました。

政治家とその息子は結局、外国人に対して特別な思想は持っておらず。殺人の犯人も同じでした。

ここで「外国人に対してこういう憎しみが〜」みたいな動機にしなかったのが良かったと思ってます。上手く言えないのですが、そういった展開にすると、「外国労働者というものには報復の対象になるだけの悪性がある」、ということにこの話の中でなってしまうので。でも今回の話の中で出てくる外国人労働者たちは基本的に善良な人なので、そうなると噛み合いません。なので、今回の犯人たちの動機がうすいのは良い調整だったなぁと。

この辺も含めて、今回はバランスが良かったなぁと思います。

 

  • 今回の伊丹さん!

ついに!伊丹さんの部屋が公開!間接照明とはオシャレですな〜。

散らかった部屋を想像していたので、落ち着いた雰囲気の部屋でビックリしました。ものも多すぎず少なすぎずで、独身男性って感じの部屋でしたね。

ラストでは、恋愛フラグがいきなり立って光の速さで折られるという血も涙もない展開(笑)

伊丹さんを結婚させないという製作陣の鉄の意志と鋼の強さを感じました。

 

  • 今回の右京さん!

新たな悪いクセが登場!なんか伊丹さんがラーメンにニンニクを丸ごと入れてた回があったので薬味入れすぎは伊丹さんが担当なのかなと思ってたのですが、まさかの右京さんでした(意味不明)

ちなみに伊丹さんがラーメンにニンニクを入れるのはシーズン8の「狙われた刑事」という回です。その回も伊丹さん回なので、未視聴の方にはおすすめです。事件の内容はぶっちゃけ微妙ですがイタミンポイントは高い回です。

 

戦闘ですが、今回は二人を同時に倒してました。やっぱり右京さんは最強ですね。

 

亀山くん関連の会話では何も言葉を発しなかった右京さんでしたが、伊丹さんにあの問いかけをする辺り、やっぱり右京さんの中でも亀山くんはでかいんだなぁと再確認できました。嬉しかったですね。

 

  • 今回の、芹沢ぁー!!

伊丹さんを心配して特命係に頼み込むという後輩ムーブをかましました。これは良い後輩。その場面で「芹沢ナイス!」とテレビの前で言っちゃいましたね。初手で特命に事件解決を依頼するのがこのドラマでの最適手ですからね(自分にやましいことが無い場合に限りますが)

 

「お前らにやられた刑事の相棒だよ!」

は熱かったですね。芹沢がタイマンで勝利するという貴重なシーンも見れましたし。

 

  • 今回の冠城くん!

お前ぇ!あの女の人とはどういう関係なんだこの野郎〜!

 

 

  • 終わりに

次回は元日スペシャルということで。なんと、神戸くんが登場っ!

今シーズンは過去のレジェンド相棒たちをよく扱いますね。楽しみです!

 

では、今回はこの辺で。スペシャルの感想を書いた時はまたお会いしましょう!

ありがとうございましたー。

 

 

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