仮面ライダージオウ44話 アナザーワールド編 感想 [仮面ライダーアクア、ここに見参!]
どうもです。ジオウ感想やってきます。
今回は、アクア編ってことでも良いと思ったけど、45話を見るとアナザーワールドというのがテーマのように思われたので、アナザーワールド編ということでやってきます。
- ソウゴ
「クジゴジ堂を家だと思っていいんだよ」
ここはカッコよかった。ウールとのやり取りが良かったなあと。
居場所を見出すということが今のウールにとっての一番の救いだと思うから、上のセリフが来た時は僕もジーンと来たし、そこから「おじさんを手伝うことだ!」にすかさず移るのもまた良いなと。ユーモアで締めてるからくどくないんですよね。ソウゴのこういうところが好きだなあって。
そこで当然のように後をつけて来てるゲイツで「ヒェッ……」ってなったけど(笑)
なんか、作劇のテンポ良くするにはストーカーの一人や二人は自然発生するもんなんだなぁと思いました(小並感)
「蟻の一穴、という言葉もある」
な、なんか、頭良さそうなこと言ってやがる……!
下山さん(脚本)も、ずっと本編のホン書いてなかったから何かに飢えていたのかもしれない。ていうか振り返ると下山さんが書かない期間けっこう長かったな。
下山さん的にはゲイツは博学キャラなのかなと。エグゼイド編ではドイツ語の知識も披露してたし。この描写で思うのは、オーマジオウの支配が本格化する前(例えば幼年期)の彼は好奇心と希望に溢れた子供だったのかもしれないということ。そう思うと「オーマジオウ、ぜってぇ許さねぇ!」というゲイツの根本スタンスの強度も増してくるのかなと。ま、深読み感あるのは自覚してますが笑
でもオーマジオウの真意もまだ分からないから〜(以下ループ)
今回はゲイツにとってかなり大きな転機ですね。
僕もグランドジオウが出た辺りで「ツクヨミはスウォルツの一件があるけど、ゲイツに関してはもう未来に帰った方がいいのでは?」と思ってたので、今回そこに突っ込まれたのは嬉しかった。
ゲイツがソウゴにしてあげられることは何か。それが今後の一つのテーマになっていくのかなと感じます。
最後は「それは俺がソウゴの側にいてやることだ!家臣と呼ばれるのは癪だがな!」みたいなノリでトリニティになってラスボス撃破!になるのではないか、なればいいなと、個人的な予想も置いておきます(笑)
「俺とこいつらがどれだけ敵対してたか忘れたのか!?」
ごめん……忘れかけてた……!!
とにかくスウォルツが悪いって感じになってたけど、思い返してみればウールオーラからも酷いことはされてたなと。
僕はウールオーラは笑いながら見守ってたので、そういえば!って感じでした(笑)
上では「ストーカーw」と茶化したけど、ソウゴとウールのやり取りをゲイツが聞いているというのはやっぱり良いシチュエーションだな〜と。タイムジャッカーって冷静に考えてよく分からない存在なんだけど、ゲイツやツクヨミと比較する形をとることで端的にその性質を突いている。こういう描写の仕方は粋というか、オシャレだなぁと思うんですね。
- 湊ミハル
まさかの!!!再登場!!!!!!
これはすごいことですよ!!映画のみの登場にも関わらず!!未来のライダーという概念がジオウのストーリーに偶然嵌ったんだと思います。つまりこれは奇跡ですよ!!ミラクルですよー!!!オリキャス!!!荒井!!!敦史!!!荒井敦史!!!!!
ていうかスーツまだ生きてたんかワレェ!!!
喋り方をはじめとした演技も決まってましたねー。あのちょっと自信なさげな喋り方はもうアクアですよ。でも言うべきことはバシッと言う辺り成長を感じるといいますか。メガマックスでの成長が活きてるのかなと。
アクアの戦闘演出も良い! 昭和リスペクト感がありながらも、水バシャバシャで派手にドーン!!ライダーのあらゆる美点が詰め込まれている。夏にこそ見たい美麗戦闘ここに在りー。
とまぁ、演出とかはすごく良いなと思うんですけど、話としてはミハルに対して少し不信感あるかな。事情に詳しすぎるんですよね。自分の思うようにコントロールしてるようにも見える。考え過ぎかもしれないけど、ちょっとキナ臭いかもとは思うんですね。
どういう立場の人なのかがよく分からないからってのもあるかな。とはいえライダー番組としての「仮面ライダーアクア」は設定そんなに固めてないと思うから、その辺はあまり断言できないってのはあるのかも。今後も展開があるかもしれないし。
アクアの戦闘も荒井氏の演技も良かったと思います。ミハルの動向については今後ですね。
- スウォルツ
降臨!!アナザーディケイド!!!
んほぉ〜良いデザインッ!! 嫌いじゃないわっ!! 顔に刺さってるアレの数も増えてるー!!だからなんだと言われればそれまでだけどー!!
アナザーライダーのデザインで良いなと思うのは歯なんですよね。アレがあるだけでシンプルに怖い。本家ライダーたちのロボット的なかっこよさを少ない追加要素で外してくるのが良いデザインだなと改めて。
「俺が手を下すまでもない」
ぐ、グランドジオウさん‥‥!
ゲイツリバイブよりは強いんだろうけど‥‥。ジオウは敵の強さが極端だから、作中の立ち位置的にはゲイツリバイブと大差ない感じになっているような‥‥。
頑張れ、グランドジオウ!
そして召喚されるダークライだーたち。
僕はやっぱりG4で「おっ!」って思った。まだスーツ生きとったんか(以下略)
やっぱかっこいい。
願望だけど、ソーサラーはデザインがかなり好きだからこういう時にもっと出て欲しいなと思う。あ、でもカラーリングがグランドジオウとモロ被りしてるか‥‥。じゃあ今後で!
「喰らえ、自衛隊ミサイルー! 爆発!!次回に続く!!!」
これぞライダーのヒキ!全平成ライダーの力を受け継いだグランドジオウもぶっ飛ばせる。そう、アギトの自衛隊ならね。
- 世界の破壊者さん
みんなアクアの話ばっかしやがって!俺だってスペシャルゲスト枠なんだぞ!!!(士はこんなこと言わない)
もはや準レギュラー枠として定着した感あるディケイドさんの話です。
ディケイドの力が奪われたのに「問題ない」って返すのは、うーん、めっちゃジオウのレジェンド〜って思うんですよね(意味不明
ジオウはディケイドと差別する上で「レジェンドとの共闘をパターンから外す」「レジェンドにはライダーの力とは別の強さが」というのを掲げてると感じていて。
だからこの終盤で、上で挙げたテーマそのままのことを士が直で言うのが、ジオウの物語中に出現したディケイドの台詞として良いなと思うんです。ちょっとメタいからこそ、それはディケイドが言うのが相応しい。そしてそれを言えることが、「だいたいわかった」ということなんだと。
士の活躍はここからだと思いますが、今回の会話の時点でもうカッコよかったなあと。
まぁ僕はディケイド沼にハマった人間なんで、士に関してはちょっと冷静さに欠けてると思うんですけどw。「それは考えすぎだろ!」って言われるとそうなんですが、とりあえずこれが率直に思うことです。
- そして次回!
「さぁ、地獄を楽しみな!!」
え、えええエターナル!?エターナルなんで!?ていうか予告の開幕でいきなりだから!心臓に悪すぎだからー!!
これは次回も見逃せねぇ!!そう思わざるを得ませんね!!
というわけで、今回はこの辺で!
次回の感想はもう瞬殺で!速攻でやってこうと思いますので、よろしくお願いします!
では、ありがとうございましたー!!