VG[深き闇を]LOカオス廉価版 紹介[この星に!]
どうも、ヴァーチャル(https://twitter.com/zanzan04)です。今回はヴァンガードのデッキ紹介になります。
LOカオス。みなさんは知っておられるでしょうか。これはその名の通り、デッキ切れで勝つというのをコンセプトにしたものです。最近、僕もフォローしているとある方がブログで紹介し、ファイターの話題に登場してきました。
冒頭でこんなこと言うのもなんですが、その方のブログの方が本記事よりずっとタメになります(笑)そちらを是非見てください。リンクとか貼りたいんですけど、その辺のルールに疎くて(汗)よくその方の記事をTwitterでRTしているので、そちらからお願いします。
前置きが長くなりました。今回は価格面の話も絡めつつ、デッキの紹介をしたいと思います。では、動きの説明の前にまずレシピから紹介します。
LOカオス 通常版
G3
カオスブリンガー4カオブレ1オルターエゴ3ダークゾディアック3
G2
フォトン2コールドデス4アストロ2
G1
G完ガ4ジンク3ティア3シシルス4
G0
FVカーボン
星輝兵治4星輝兵引4パラダイム4ジスプロ4
Gゾーン
ユニバース4クランチ2トランスエルス4∞グレン2マデュー1
アグリーム1ディズメル1スクリュー1
これが僕が普段使っているものになります。価格としては大体、1万5千円くらいですかね(適当)
そして、次が肝心の廉価版です。
LOカオス 廉価版
G3
カオスブリンガー4オルターエゴ3ダークゾディアック3
G2
コールドデス4アストロ2コロニーメイカー2
G1
G完ガ4ジンク3ティア3シシルス4
G0
FVカーボン
星輝兵治4星輝兵引4パラダイム4ジスプロ4
Gゾーン
ユニバース2トランスエルス4マデュー2ジャッジメント1ブリーザ2
アグリーム1ディズメル1スクリュー3
こちらが廉価版となります。8千円くらいになります。
…………
……
…
おい!安くないじゃねぇかぁーっ!!
……はい、すみません。その人の感覚にもよりますが、「8000円だよ!安くね!?」と言われて「安い!最高!」となる人はいないかと思います。
しかし、待ってください。「アムネスティメサイア」というカードがあります。そのカードは1枚で8千円し、リンクを組む上で大きな課題でした。あれがないばかりに思うようなリンクが組めない……。リンク使いはあれが登場してから1年ぐらい、この悩みを抱え続けました。
しかしそれも終わりです。このデッキはそれを扱うデッキよりたぶん強く、カード1枚と同じ値段で組め、メサイアをちゃんと使っているデッキでもあります。これはけっこうスゴいことなのではないでしょうか。爆アドといえるのではないでしょうか。
対価値も込みということで、廉価版ということになるんじゃねーかと思います。
……すいませんテキトー言いました。リンクなのでやはりある程度は高いです。みなさんの経済事情に応じて組んであげてください。
では、次に何をするデッキなのかを紹介します。
大まかな動き
- カオスに乗り、ユニバースに超越。相手の場に呪縛カードを作る。
- それを起点にコールドデスで呪縛カード増殖。これはいつでもいいが、4の時点で5面呪縛はしたい。
- オルターエゴに乗り、トランスエルスに超越。全面を呪縛し、デッキが切れるギリギリまでドロー連打。
- ゾディアックにライド。ティアのSBによるレギオンループとΩ呪縛で相手がデッキ切れを起こすまで耐える。
- 相手はデッキ回復要因を出せないので、勝利。
これが勝ち筋です。相手によっては1が無い場合があります。このデッキは普通に殴れなくもないので、ドローゴーなどしてくる相手には普通に攻撃で勝ちに行きます。
各カード解説
通常版のデッキレシピを元に説明します。
- カオスブリンガー
4枚投入されている、このデッキのメインV。ギアクロやグランやシャパラのような場にリアを残さないデッキに対してはユニバースのスキルが必須になるので、カオスのG3は必要です。このデッキは縛り続けるスタイルなのでカオブレの退却スキルは相性が悪く、登場時スキルでタイムラグなく動けるブリンガーの方が良いので、こちらがメインVになりました。
- カオブレ
カオスといえばこの方。今回はメインVを退きましたが、その強力な能力は相手のスキップを許しません。このデッキは超越がないと呪縛がほとんどできないので、ライドスキップは非常にキツいです。それを解消するために1枚入れるのはアリなんじゃないかなと思い、投入しました。カオスブリンガーのスキルでサーチする他、相手にチラ見せすることでスキップできないという先入観を与える効果もあります。イラストが超カッコいいのも爆アドです。
無ければ無くてもいいカードです。廉価だと抜けるでしょう。
- オルターエゴ
ここも重要度の高いカード。5面呪縛しても超越したVの攻撃は毎ターン来る上に、そもそも相手によっては5面呪縛できるかもコールドデスの枚数に依存してしまうので、このカードのドロー効果は重要です。ソウルのキーカードを落とすという意味でも、是非乗っておきたいカードです。シシルスでサーチできるので3ですが、カオブレかブリンガー4枚目をこちらの4枚目に回すのも良さそうです。
- ダークゾディアック
タイトルの、「深き闇をこの星に」はこのカードの口上です。セラが大好きなんです僕。ガイヤールにやられるところはもう最高。
それはさておき、これも重要なカード。メイトはともかく、このカード自体はこのデッキに必要なスキルをCB1とCBなしという低コストで持ち合わせています。
トランスエルスで5面縛りつつドローし、ジスプロかこのカードのスキルで呪縛カードを改めて作り、フォトン等で5面縛り、レギオンループでΩ呪縛し続けるというのが最終盤の動きです。このデッキの真の切り札といえます。偉い。
しかし素乗りすると死にます。3枚で十分かと思います。
- コールドデス
このデッキで最も重要なG2です。リアを残してくれない相手も多いので、このカードで無理矢理呪縛カードを増やします。加えて、デッキ破壊の役割も兼ねます。
このデッキは5面呪縛することで相手にデッキ回復に使うカードを出させないというものですが、「マシニングタランチュラ」のような自力でソウルを吐きつつシークメイトできるカードが相手だと、それで勝つのが難航する場合があります。そのような時はこのカードを積極的にシークメイトで回収し、まとめてコールしてデッキを削りきって勝ちましょう。
総じて最強のカードです。4枚確定です。
ここも本来なら4枚なのですが、高価カードだから4枚も持ってないので2です。
……冗談です。このカードは呪縛カードを効率よく作ってくれますが、それは相手の場にリアがいればの話です。そういった相手ならどの道勝てると思うので、このカードそんなに要るか?と感じています。1ファイトに1回使うかどうかというケースが多かったので、僕は2枚にとどめています。
しかし0だと支障はあります。勝ち筋の4の段階で前列を縛る手段が意外に少ないからです。この構築だと、ジスプロ、ゾディのスキル、ある程度埋めた後のコールドデス、そしてフォトンです。ジスプロは消されると使えない上にCBまで喰うので安定しません。コールドも中盤までに使い切ってると思うので、やはりこのカードが欲しいところです。オルターエゴのドロー力があれば1でも十分来るので、少々お高いですが1枚は是非。
強いカードですし便利なので、4も当然良いと思います。
- アストロ
メイト。効果を使うことはありません。もっぱらライド要因。しかしゾディのスキルでこいつを切るのは希少な前列呪縛手段の一つなので、手札に来た場合はキープしておきましょう。
- コロニーメイカー
廉価版にのみ投入。基本的にジンクを持ってきます。正直枚数合わせでしたが、使ってみると、カーボンを消してくるギアクロなどに対してはかなり有効で、融通も利きます。ジンクを挟めないファイトは厳しくなってしまうので、このカードで助かる場面はそこそこありました。退却系デッキのメタカードという役回りが主です。そういった意味ではとても良い選択肢だと思います。
しかしこのデッキの動きにおいて必須なカードではないです。そのため通常版では0ですが、選択肢に入れておいて損はないです。
- G完ガ
廉価版でも抜けないこのカード。メサイアの動きはどうしてもCBが必要で、オルターエゴに乗ってしまうとジンクを使うのは難しくなります。その時、このカードのCCの恩恵は非常に大きく、勝敗を分けることすらもあります。そのカードの存在ゆえに、CBを与えないプレイをするには3ドライブを放棄するしかない、という局面を相手に与える場合もあります。
ここを星輝兵完ガにすると安くはなります。しかしかなり厳しくなるのは否めません。
- シシルス
オルターエゴをサーチするカードでもあるこのカード。4が安定です。
- ジンク
上でも書きましたが、1ファイトに1〜2回は挟まないとコストが枯渇しがちです。オルターエゴがソウルでドローもするので、是非挟みたいところ。
カーボンで持ってこれるのも考慮し、3枚で。4枚もありだと思いますが、僕ならその前にフォトンかオルターエゴを増やすと思います。
- ティア
レギオンの友。このカードがあるおかげでドロップの完ガをシークメイトで遠慮なく戻せます。終盤では重要カード。シークメイトで戻す最有力カードです。
しかし序盤ではまったく不要なカードです。ライド候補筆頭です。手札にあると便利なので、手札に来たらキープしましょう。
2が普通だと思いますが、僕はダメ落ちが怖いので3にしています。
- ユニバース
最強の初回超越。相手の場に呪縛カードを無理矢理作ります。
これがなければ勝てない相手は多いです。2は必須でしょう。3枚目以降は最初のユニバースほど重要ではなく、使わなくてもなんとかやれなくもないケースもあります。ケチれば2でも可です。
しかしギアクロなど、ポックルを有するデッキに対しては3枚目以降が欲しいです。コールドデスもそう都合良く引けるわけではないので、廉価からグレードを上げてく際には真っ先に増やしたいカードです。あとイラストが超かっこいい。
- トランスエルス
4枚必須のこのカード。他のメサイアがアタック中に解呪するのに対し、このカードはストライド時と、タイミングで勝っています。なにより値段が圧倒的に勝ってます。
抵抗もリアの数も関係なくCB1で全部呪縛しドローしまくれます。このカードの枚数がオルターエゴに乗っていられるターンに直結し、ドローしきれるかも左右します。2で妥協するのは厳しいです。まだ安い方なので4枚揃えた方が良いかと思います。
- クランチ
唐突にΩ呪縛する方。初めて見た時はビックリしすぎて変な声が出ました。
上でも書いた通り前列を縛る手段が少ないので、前列を縛る上にΩ呪縛であるこのカードには大助かりです。Vをとっかえひっかえするデッキなので、ハーツ指定がないのもありがたい。主にゾディの補助ですが、その用途は広く、非常に便利です。
しかしこのデッキの動きにおいて必須ではなく、ガン回りならこのカードが出ないまま終わります。非常に欲しいカードですが、廉価なら0です。このカードの損失分は気合いでなんとかしましょう(意味不明)
2か4かで迷いますが、僕のゲーム展望ではこのカードはあまり絡まないので2になってます。ゲーム展開の流れは人によって違うので、自分に合った枚数を模索していきましょう。
- マデュー
ゾディを回収するために使います。勝ち筋の4を補助するためのカードです。ティアで参照できるのも便利です。
- ∞グレン
なんで入ってんの?という感じですが、これにはちゃんと理由があります。それはずばり、僕がΩグレンディオスデッキを長く愛用してきて大好きだから、その愛がカオスにまで溢れて……。
そんなわけはなく、Ω呪縛のテキストのためです。ダメージ5であれば呪縛をΩ呪縛に変えるという効果は、リバースもハーツも要求しないのでこのデッキでも使えます。ゾディのレギオンループが途切れてしまった場合、このカードを挟みます。
マデューを使わずともトリプルドライブでパーツが引ける場面であるなら、Ω呪縛を途切れさせるのは勿体ないです。また5面縛るのにけっこう手札使うので。そんな時はこのカードです。
僕はクランチをあまり使わないので、このカードを投入しました。オルターエゴを星輝兵にしたいときに乗る場合もあります。
実際に使ってみると意外と使えて驚いたカードです。
しかし無論必須ではありません。廉価なら抜きましょう
- アグリーム
唯一まともに使うGガード、かもしれません。とても便利。少しお高いので無しでもいいかもしれません。
- スクリュー
強いです。相手がガード制限だったなら感謝で胸がいっぱいになります。正直ディズメルは2枚目のスクリューでも良さげです。現在のGガードの中ではかなり有力です。
- ディズメル
ジスプロを生かすため、オルターエゴのドローのためにリアを残したい場合などに使うことがあります。
しかしあまり使わないところです。なるかみや砲撃手をメタる時ぐらいしか出番は浮かばないですね。スクリューに変えるのが良いかと思います。
- カーボン
説明不要の強さ。ジンクは大事なのでこれも大事です。
ヴァンガードは効果が不発になる場合でもコストだけ払うということが可能です。つまりこのカードは場の状況にかかわらず、手札にある分までデッキ枚数を自由に増やすことが可能です。∞に乗る場合は大体デッキが残っていないので、トリプルドライブできない時はこのカードを使いましょう。クリティカルを高確率でドライブでめくれるのが普通に強いときもあります。
- ジスプロ
希少な前列の呪縛カードを作れるカードであり、普通にきれる1万ガードでもあります。パラダイムは重要なので、ガードはこっちです。
相手が退却等なら使うのが厳しいです。レヴォリューションが憎い。
- 愛し子
まぁるがる互換です。ここは今でも採用するかどうか考えているところです。オルターエゴのドローに変換できるところをとるか、ブリンガーやカオブレの効果が不発になる可能性を下げるのをとるか。難しい部分です。
少し長くなりましたが、これでかなり説明できたのではないかと思います。最後に、今の強いデッキに対してです。
- ギアクロ
何度も名前が出てきたことから察してらっしゃる方もおられるのではないでしょうか。かなり苦手な部類です。このデッキが困ることの大半を行ってくる上にポックルまで使えます。廉価版で勝つのはかなり厳しいと思います。
序盤でコールドデスが絡むと一気に楽になります。時翔はリアサークルがある程度空いてなければ強い動きにならず、ティックアウェイを使うのにもリアサークルの空きが必要です。ユニバース2回とコールドデスで3面縛れば、ほとんど勝ちです。そこに至るまででポックルを絡めた動きをされた場合は、長期戦に持ち込んでコールドを大量に集め、一気に場を埋めましょう。
苦手な方ですが、丁寧にプレイすれば十分に勝てる相手です。仮想敵として練習する必要がもっともある相手だと思います。
- ノキエル
有利です。ユニバースをかわした上でできる勝ち筋がノキエルには現状無いので、ユニバースが普通に効いて勝てます。場を開ける手段にも穴があり、普通に呪縛させてくれるので普通に勝てます。
しかし次の強化でどうなるのかが僕にはよく分かりません(汗)今後の動向からは目を離さない方が良いとしか言えませんね。油断ならない相手ではあります。
- ネオネク
ノキエルと大体同じで有利ですが、やってくることがイミフなので混乱します。あちらはCBを1つも与えてはいけないという縛りプレイをしてくるので、最初に紹介したブログに書いてある通りにG1止め(見た時目から鱗が出た)をするなど、ユニバースの優位性を活かした動きをしましょう。ポックルが意味不明な回数出てくるので、油断は絶対にできません。丁寧なプレイを心がけましょう。
しかし有利というのは現状の話。トコハちゃんはメインキャラなので、強化は多めかと思われます。目は離せません。
- ブランブルー(七海)
かなり有利です。僕の体感としては今回紹介する中で一番楽だったかもしれません。呪縛が非常に刺さるので、ユニバースでガンガンやりましょう。カオス以外に乗ると地獄なので、アシストでもなんでもいいのでカオスにのりましょう。
- シャパラ
有利です。早めに3面以上縛って効果を封じましょう。
レイフォに先攻を取られた場合は、こちらがG3に乗るまではドローゴーするのが良いかと思います。2回Vスタなんかをやられたら死んでしまうので、序盤は慎重にいきましょう。
- カオスメサイア
LOカオスに5面呪縛されると、従来のカオスメサイアに乗ってもまともにデッキ回復ができません。これまでのメサイアは解呪がアタック中だからです。かといってトランスエルスに乗ったら解決かというとそうでもありません。リンク同士のファイトで、攻撃に関連する能力を持たないトランスに乗ってしまえば、こちらにトドメをさすには至らずにファイトは長期化します。そうなった場合、レギオンとコールドデスの有無の差が、こちらに勝利をもたらしてくれます。
ただ、メサイアの解呪やクリティカル増加を上手く使われると厳しいので、むやみに呪縛しないプレイが必要になる場面も多いです。
- ミラー
知りません。
いかがだったでしょうか。少し長くなりましたが、LOカオスというデッキについては一通り紹介できたと思います。
リンクにしてはリーズナブルな点、攻防一体の点、デッキ切れが無い点など、多くの魅力があるデッキだと思います。機会がありましたら、是非組んでみてはいかがでしょうか。
僕は究極のかげろうを常に追い求めています。こっちが焼く前にバウンスしたりされると、対等な駆け引きができません。それが不満で、道を模索し、カオスにたどり着きました。値段がネックでしたが、情報を集めるうちにクリアーされていきました。
このデッキは相手にカードを出させます。リアを空けてくる相手にも対等な駆け引きを申し込めるデッキとなっています。最高です。
究極のかげろうとはカオスだった。今の僕のかげろう研究の結論はこれです。すごい情けない気もしますがたぶん気のせいでしょう。
そんなこんな言ってたらかげろうもベローグのGガード版とかいう強カードが出ました。嬉しいです。カオスの練習もしつつ、かげろうの研究もつづけていきます。お見守りいただけたら嬉しいです。
では、今回はこの辺で。ありがとうございました。
[ヴァンガードの過去記事はこちら!]
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